松田理奈(ヴァイオリン)
小森谷裕子(ピアノ)
Wenzel Fuchs(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ソロクラリネット奏者)
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースにて研鑽を積み、2006年ドイツ・ニュルンベルク音楽大学に編入。1999年に初ソロリサイタルを開催した後、2001年第10回日本モーツァルト音楽コンクールヴァイオリン部門第1位、同コンクール史最年少優勝。2002年にはトッパンホールにて「16才のイザイ弾き」というテーマでソロリサイタル開催。2004年、第73回日本音楽コンクール第1位、2007年にはサラサーテ国際コンクールにてディプロマ入賞。2013年新日鉄住金音楽賞受賞。
これまでに国内の主要オーケストラに加え、ヤナーチェクフィルハーモニー室内管弦楽団、ベトナム交響楽団など数々のオーケストラや著名指揮者と共演。
2006年ビクターより『ドルチェ・リナ』をリリース。全国ツアーを各地完売で沸かせた後、2008年に『カルメン』、2010年には清水和音とライブ収録した『ラヴェル・ライブ』をリリースした。同年収録のイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲集は、「レコード芸術」誌上にて特選盤に選ばれた。
使用楽器は個人の御厚意により貸与されているJ.B.Guadagnini “ex.Joachim”
オフィシャルホームページ
インフォメーション
コンサート情報
4月29日(祝) 15:30開演 NHK交響楽団オーチャード第84回定期公演
指揮者:アルヴォ・ヴォルマー
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.35CD
ビクターエンタテインメントより
『ドルチェ・リナ〜モーツァルト2つのヴァイオリン・ソナタ他』
『カルメン幻想曲』
『ラヴェル ライブ』
『イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』
桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」に入室。同高校音楽科、同大学音楽学部卒業。この間、水口和代、山田富士子、江戸弘子の各氏に師事。在学中よりリサイタル、TV、FM、コンクール、CDなどで数多くの演奏家と共演している。又、霧島国際音楽祭、宮崎国際室内楽音楽祭など定期的に出演。
1990年、アポロンレコードから「ドラゴンクエスト・オン・ピアノ」のCDを発売。同年、第9回チャイコフスキー国際音楽コンクールで最優秀伴奏賞を受賞。2006年第1回カサド国際チェロ・コンクールin八王子で原智恵子賞(最優秀伴奏賞)受賞。今までに、ダニール・シャフラン・ヨゼフ・スーク、ハーヴィ・シャピーロ、マリオ・ブルネロ、エマニュエル・パユなどと共演し、好評を得た。2010年3月まで桐朋学園附属大学音楽学部弦楽科嘱託演奏員を務める。桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」講師。
オーストリア、インスブルック出身。インスブルック音楽院にてヴァルター・ケファー教授に師事。その後、ウィーン音楽院でペーター・シュミードル教授に師事し、最優秀の成績で卒業。オーストリア政府学術芸術協会より名誉賞を受ける。学生時代には、ウィーン国立歌劇場管弦楽団及びウィーン・フィル等、ウィーンを拠点とする全てのオーケストラの公演に参加。19歳でウィーン・フォルクスオーパー、5年後ウィーン放送交響楽団でのソロ奏者を経て、1993年よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ソロ奏者として活動。同管弦楽団のオーケストラ・アカデミーで後進の指導をしつつ、ハンスアイスラー音楽大学ベルリン教授、東京芸術大学客員教授および作陽大学客員教授、世界中において定期的にマスタークラスを開催。ウィーン生まれならではの深みのある柔らかな音色と、最強集団ベルリン・フィルの首席を務める圧倒的テクニックと表現力を兼ね備えている希有のプレイヤー。ソリストとしても多くのオーケストラと共演するほか、「ベルリン・フィルハーモニー八重奏団」他、様々なアンサンブルのメンバーとしても活動している。 類まれなる美音の持ち主。